就職活動をスタートするとき、困ってしまうのがこの、「やりたいことがない」ということです。
何かしら興味があって、うちの学校に来たはずなのに…。
でも、いろいろと話をしていると、「勧められたから来た」ということがわかります。
自分がやりたいかどうか、が判断基準の中にないまま育ってしまっているのでしょう。
突然、自分で選んでいいんだよ、やりたいことで進もうよ、と言われても…。
やりたいことって、何だろう…。
みんなはなぜ、やりたいことが見つかったんだろう…。
どうやったら、やりたいことが何なのかわかるのだろう…。
このままでは、就職活動が一歩も進みません。
どうしようかな…。
ただですね。
仕事というのは、「やりたいことができる」とは限りません。
やりたいから入社できるわけでもありません。
まずは、「やれる?」という視点で見られています。
となれば、やりたいことではなく、やれることから探していく、という手があります。
本人としては、特にできることがあるとも思っていないでしょうし、得意な科目があるわけでもない、と感じているでしょう。
そうだ。
まずは、志望動機以外の履歴書作成に入って行こう。
自己PRを考えるときに、学業の取り組みを考えているときに、そして、何か頑張ったっけ?と思い出さなきゃいけないときに。
少しずつ、できることが見えてくることもある。
そこから、仕事を探していこう。
6月中旬。
大丈夫。
まだ間に合うよ。