各科で大きな開きが出ているようです。
もちろん、早ければ良い、というわけではありません。
ですが、活動そのもの、行動する、ということについては、早い方がいいと考えています。
すでに、1社目で残念な結果になり、2社目にチャレンジしている学生もいます。
そんな中で、まだ1社も応募したことがない、という学生もいるわけです。
就職活動を進めていくうちに、本当にやりたいことがわかってくる、気づかなかった自分を知る、という機会は多くあります。
これが遅いタイミングだと、すでに選択肢が減ってきているということも考えられるわけです。
先日の授業でもお伝えしたように、拡散されたアイデンティティを確立していくための手段として、就職活動は有効です。
「自分とは何者なのか」ということを、就職活動を通して明確にしていくことが、今後もスムーズに発達してくためには重要です。
そう考えると。
今回、就職活動から逃げるように進学を決めた学生もいます。
アイデンティティを確立するタイミングを逸した、とも言えます。
進学してから就職活動に向き合っていく間に、少しずつでも確立の機会を得られたらいいな、と思います。
また、それを踏まえて応用過程の指導員たちには、学生に関わるようお願いしたいところです。
明日の授業では、面接対策を科ごとに行います。
面接における自分自身の不足に気づき、今後の就職活動に活かしていきましょう。