明けましておめでとうございます。
この年末年始、千葉はずっと晴天が続いていますね。
昨日は、きれいな初日の出を見ることができました。
いよいよ自分の進路を決める年になりましたね。
まだまだ覚悟はできていないのだろうと思います。
でも、学生から社会人へと向かう大きな節目。
しっかり、じっくり考えて選んでいきましょう。
千葉短大で10年目。
今までずっと、みんなの進路選択に関わってきて、また、修了生の様子を見ていて考えたことがあります。
長く続いている先輩たちはみんな、「仕事そのものへの適性」と「職場環境(同僚や先輩)の居心地」の2つがうまくいっているようです。
やりたいこと、やってみたいこと、面白そう、こんな気持ちだけで始めてみても、続くとは限らないようです。
なんなら、「やってみたい、やりたい」だけで進んでいくと、途中で大きな壁にぶつかっている人の方が多いのではないかな?と感じています。
何よりも、仕事への適性と環境との相性、この2つが大きく感じます。
まだまだみんなは、「やってみたい仕事」と「待遇」の2つで選んでいるように感じています。
やりたい気持ちはとても大切です。でも、その仕事に対する適性は、本当に重要なんです。
長所や強みといった、わかりにくいものではあるものの、適性が無ければ続きません。
しかも、同僚や先輩たちから見て、「あいつできないんじゃない?」と思われるというのは、あまり良いこととは思えませんよね。
さらに、会社選びを「待遇」だけで選んでいると、環境との相性のせいで辞めることにもなり兼ねません。
基本給が高いとか、賞与が多いとかだけで、仕事って続かないですよ。
多ければ多い方がいい、のはわかります。でもそれだけじゃ、ダメなんです。
自分を受け入れてもらえ、気持ちよく働ける環境がある。
できないことをできないと素直に言えて、それをわかりやすく教えてくれる人がいて。
少しずつできることが増え、それをさらに認めてもらえる。
その繰り返しが新人です。
どうしても仕事内容を考えがちですが、働くというのは人とのつながりなのです。
自分と相性の合う職場というのは、なかなか見つけにくいと思います。
であるならば、働いている先輩と直接、お話をすることで合う・合わないって判断しやすいですよね。
いくら人事の人がいい人でも、人事で働くわけではありません。
生のエンジニアとの相性、しっかり見定められるといいな、と思います。
もちろん、配属や勤務地によって、一緒に働けるとは限りません。
でも不思議と企業は、同じようなタイプのエンジニアになりやすいと感じます。
自分はどんな人間で、どんな人とであれば気持ちよく働けるのか。
就職活動は、自分が過ごすことになる居場所を、自分で選ぶことです。
人任せにせず、自分の目で見て、肌で感じて、そして考え、選ぶ力が必要です。
これからの2か月間、自信を持って選べる自分へと成長していきましょう。