面接試験で自分の性格について質問され、さらに、自己PRまで聞かれる。
この区別、みんなはできていますか?
性格というのは、日ごろからの自分に現れてくるものです。
良い意味でも、悪い意味でも。
私はけんかっ早いです。
これはもう、性格ですね。
けんかっ早いと聞くと、「直した方がいいよね」」と思われがちです。
もちろん、悪い意味でも、と言いましたから、(ノ∀`)アチャー というときは多々あります。
では、直すべきなのでしょうか。
私のけんかっ早いところというのは、良い意味でも発揮されることがあります。
それが、何かを守る、正義の執行という大義名分があるときです。
ケンカを売りますが、それは誰かを守るためにも発動します。
守られている人にとっては、行動力として捉えられることもあるわけです。
常にそういう自分だよね、という特徴。
これが性格です。
長所・短所の話をするとき、裏表になっている方がどんな人か伝わりやすいよね、ということを説明します。
これが、良い意味でも悪い意味でも、ということになります。
見る人によってはどちらに感じるか、人それぞれなわけです。
一方で自己PRについては…。
採用試験の面接として聞かれています。
募集しているお仕事をやってもらったとき、活躍しそうな、貢献しそうな人を選ぼうとされています。
つまりは、働くうえで使い道のある能力やスキルをアピールしていくことになるのです。
その時、本来は自分の性格が土台にあって、ということになります。
私の場合、けんかっ早いという性格が土台にある、ということです。
状況に対する反応が早いとも言えます。
また、すぐに手が出る(暴力性)なわけではなく、出るのは口です。
となると、状況判断が脳内で素早く行われ、適切な言葉として出すことができているとも言えるわけです。
先日のオープンキャンパスで、就職について少しだけ見学者に話をしています。
アルバイトをすることであれを聞いていた学生もいるのでしょうか。
だいたい、その場で話すことを考えます。
あらかじめ、何を話すか考え、シナリオを用意し、ということはほとんどやりません。
出たとこ勝負が多いのですよ。
これも、けんかっ早い性格を土台として、自分の能力を発揮していることにもなります。
性格と自己PR
長所と強み
区別して考えるのは難しいかもしれませんが、日ごろの自分ってどんな人だっけなぁ、とシンプルにまずは考えてみるところから、始めてみましょう。